弊社は「放送機器・放送システムメーカー」として、数多くの放送関連の企業様に認知していただけていると存じます。
これはひとえに、1985年に放送事業を手掛けて以降お世話になり、またときにはお叱りを頂戴したお客様、そしてパートナー企業様に育てていただいたおかげです。あらためて心より感謝を申し上げます。

私が2016年に代表取締役に就任して以降、弊社は総力を挙げて変革に取り組んでいます。まさに「第二創業期」の真っ最中です。
これまで蓄積したレガシー、つまり技術資産および人的資産は余すことなく最大利用し、かつデジタル化・仮想化・ネットワーク化といった現在のトレンドの先にある未来のニーズを先取りしてお客様に提供するべく、新しい技術や人材の獲得に積極的に取り組んでいます。
私の目下の最大の課題のひとつは、それら新旧の要素を有機的に融合させ、会社として結果を出すことです。これは企業の成長のために避けて通れない障壁ですが、一方で社員という「仲間」と共にその困難にチャレンジできることに日々やりがいを感じています。

大きな変革の時期を迎えている弊社ではありますが、経営理念である「不自由さの解消」、そして創業以来の自己表現である「技術を売る」という姿勢にはいささかの揺るぎもありません。

今後も常に、現状に満足することなく、お客様からより強い信頼を頂戴できる企業となるための努力を継続し、お客様と社会の発展に寄与することを目指して参ります。